税理士の違いで相続税がかわる ?

2024.04.04

依頼した税理士次第で相続税がかわる、ということを最近とくによく耳にするようになりました。
相続税業務の特殊性から、不慣れな税理士に頼むと相続税が高くなってしまうという意味です。
業界に入りたてのころも同じ話は聞いていましたが当時は、「そんなわけない、どの税理士も誠意をもってしっかりとした申告をしてくれるはずだ」と個人的には思っておりましたが、この業界に十数年いると税理士による申告の出来不出来がたくさんあることに気づいてきました。色々なお客様とお話をさせていただき様々なケースを見てきた結果としてそのように思います。
相続税が高くなってしまう理由は、
 ①税理士による知識、経験不足
 ②税理士の手抜き処理
 ③税務調査による、財産計上もれによる追徴課税

③のケースはどんなにしっかり対応しても、発生をゼロにすることはできませんが、
①と②のケースは依頼する税理士次第だと感じております。

お客様におかれましては、依頼する税理士の知識や経験を見抜くことは難しいと思います。
では、何をもって依頼する税理士を判断すべきでしょうか?
それは、話をしっかり聞いてくれる税理士かどうかで判断すべきだと思います。
相続税の申告は、お客様の状況次第で税金の金額が変わってきますので、税理士としては、お客様のお話をしっかり聞かないと最善の申告書は作成できません。
お話をしっかり聞き、お客様の状況に応じて知識と経験を活かし、誠実に対応させていただくことを日々心掛けております。