相続税
亡くなった人すべてに相続税がかかるわけではない
2024.04.03
相続税は、亡くなった全ての人に適用されるものではなく、「一定額を超える遺産を残した場合」にのみ課税されます。
この一定額を基礎控除と呼び、具体的な金額は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」で計算されます。
たとえば、配偶者と子供2人の相続人がいる場合、法定相続人は3人で、基礎控除は3,000万円+600万円×3人=4,800万円が基礎控除になります。
遺産がこの基礎控除を超える場合には、相続税を申告し、支払わなければなりませんが、基礎控除を下回る場合は相続税がかからず、申告も不要です。